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線維筋痛症

線維筋痛症の概要

線維筋痛症の症状線維筋痛症はいまだ原因不明の全身性疼痛を中核症状とする疾患です。人口の約2%が罹患していると考えられており、我が国でも200万人の患者さんがいると推定されています。

しかし線維筋痛症自体の認知度はまだ低く、診断に至らずつらい症状に苦しんでいる患者さんも多く存在すると考えられます。

線維筋痛症は女性が約80%を占め、年齢分布は50歳代にピークがありますが、10歳代での発症も見られます。線維筋痛症では特別な検査異常を示さないため、診断は主に身体所見と症状で判断されます。

したがって、線維筋痛症について知識のある医師のもとで診断を受ける必要があります。

線維筋痛症




線維筋痛症の症状

線維筋痛症の中核の症状は全身性の疼痛、睡眠障害、慢性疲労、うつ症状などですが、以下のような疾患と症状が共通することも多く、異なる様々な診断で治療されていることも多いと思われます。

線維筋痛症と鑑別すべき病態

  • シェーグレン症候群
  • 関節リウマチ
  • 全身性紅斑性狼瘡(SLE)
  • 慢性疲労症候群
  • 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
  • 化学物質過敏症

  • もし下記の症状すべてに当てはまれば、線維筋痛症の可能性が非常に高いでしょう。

    (1)慢性、全身性の痛みが安静時にあり、特に朝こわばって痛い
    (2)夜眠れない、途中で目が覚める
    (3)エネルギーがなくいつも疲労感がある
    (4)不安やうつ症状などのストレスのサイン

    その他の症状

    (1)頭がぼーっとして集中できない
    (2)臭い、音、光に過敏
    (3)血管にそって痛む
    (4)胸が締め付けられる、息があがる
    (5)腸や膀胱の過敏症状
    (6)頭がふらふらする
    (7)手足がしびれる、ちくちくする





    線維筋痛症の治療

    薬物療法

    線維筋痛症に対する薬物療法には現在決定的なものはありま せんが、いくつかの薬剤を組み合わせることにより症状が軽 くなる場合があります。

    ・鎮痛剤

      鎮痛剤としてよく使われるアスピリンやNSAID(非ステロイ ド性鎮痛剤)はプロスタグランジンと呼ばれる体内化学物質 の働きをブロックする薬剤であり関節炎などの痛みや炎症に 用いられる。これらの薬剤は線維筋痛症に対して劇的な効果 はないが、他の薬剤との併用である程度の効果が見られます。 しかし、定常的に用いる場合胃潰瘍などの副作用に注意が必 要です。

  • 三環系抗うつ剤
  • 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
  • 抗不安薬(ベンゾジアゼピン系薬剤)
  • 睡眠導入剤
  • プレガバリン(リリカ)
  • チザニジン



  • アミノ酸療法

    アミノ酸療法により線維筋痛症の症状のコントロールが期待できます。





    当クリニックにおける、線維筋痛症の治療
    薬物療法 アミノ酸療法
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    【月・火・木・金曜日】
    AM9:00~12:00
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    AM9:00~12:00
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